脂肪吸引の具体的な治療方法をご紹介

脂肪吸引の具体的な方法とは

脂肪吸引ってどうやってやるのだろう、そもそも痛くないのかな、というような不安や疑問を抱えている女性は多いのではないでしょうか。

脂肪吸引は、今やさまざまな方法が存在しています。脂肪のもととなる組織などを破壊していき、脂肪そのものを壊していくものや、数ミリ程度皮膚を切り、そこから特殊な管を挿入して脂肪を吸引していくものなどがあります。

ここでは脂肪吸引の具体的な治療法をご紹介します。

直径3mmの穴から脂肪吸収

一番ポピュラーな治療は、カニューレという細い棒状のもので皮下脂肪を吸引するものです。麻酔をした後に、身体に3mm程度の穴を空けてそこからカニューレを挿入。身体の目立たないごくわずかな切開で、施術後は小さな傷が残りますが、時間の経過とともにそれも気にならなくなります。
お腹やお尻、二の腕、肩まわりなど、脂肪が溜まりやすい部位であればどこでも施術は可能となっています。身体の健康に必要な脂肪を残しつつ、余分な脂肪吸引で美しいボディラインを形成することができます。

脂肪溶解注射

いきなり身体に穴を空けるのはちょっと怖い...と言う方には、「脂肪溶解注射」という方法があります。これは、スッキリさせたい部位の皮膚内に、脂肪を遊離化する成分を注射することで、皮下脂肪が溶けて尿や便とともに排出されるというものです。
手術はなく、極細の針で注射するだけなので人気が高く、ふくらはぎやおしり、太もも、お腹など部分的にスッキリさせたいいろいろな部位の悩みに対応可能です。
1回の施術は5~10分程度で終わるので、簡単・手軽に済ませたい人におすすめです。

超音波をあてて脂肪を破壊

切らない脂肪吸引方法で、もっとも効果があるとされているのが、超音波です。超音波の熱エネルギーで深いところに蓄積している脂肪層にアタックしていくものです。医療機関によって導入しているマシンが異なりますが、たとえば脂肪の厚みが2.5cm以上でも届くというすぐれた破壊力をもつものがあります。
また、1回の施術で除去できる脂肪量には限りがあるものの、超音波が脂肪細胞だけを効率的に破壊するため、他の体内組織へのダメージが少ないことを打ち出しているものもあります。

脂肪細胞を冷却して除去

皮下脂肪や脂肪細胞を冷却して破壊・除去する方法で、こちらも切らない脂肪吸引方法として広く知られています。
専用機器は小型のものが多く、目的の部位に簡単に装着するだけで身体への負担が少ないのが特徴です。
施術すると脂肪細胞は自然死が進行し、新陳代謝によって体外へと排出されます。施術を受ける医療機関により、効果は1ヵ月後といわれるものから、脂肪細胞が完全に体外から排出されるまで約3ヵ月と診断されるなど、効果のあらわれに時差があります。

それぞれの施術にはメリット・デメリットがあるので、担当医師と相談しながら行ってください。

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この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長 麻生 泰 医師

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