メスを入れるフェイスリフトの場合、傷跡が目立つのかどうか不安に感じている人もいるでしょう。
皮膚を切るわけですから傷跡を避けることはできませんが、あまりにも目立つのは避けたいですよね。一体、施術をするとどれくらいの傷跡が残るのでしょうか?
今回はフェイスリフトの傷跡は残るのかについてと、予防法・対処法についてご紹介します。フェイスリフトをやろうと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
フェイスリフトの傷跡は目立つの?
メスを使ったフェイスリフトは、皮膚を切除するので傷跡をゼロにすることはできません。しかし美容整形の一つであり、たるみやシワのないキレイな顔にするのが目的なので、「傷跡が目立ってみっともない」という状態にはならないので安心しましょう。
ただし、フェイスリフトでどこを切除するか、どのくらい切除するかでも傷跡の目立ち具合は変わってきます。そのため、できる限り目立たなくしたいのなら、クリニックの医師としっかり相談するのがポイントです。
そして自分であらかじめできる対処法もあるので、そちらも参考にしておくとよりフェイスリフトの傷跡を目立たなくできます。
フェイスリフトの傷跡を目立たなくさせるための予防法・対処法
フェイスリフトによる傷跡を目立たなくする予防法・対処法は全部で3つあります。傷跡が目立つと美容整形を受けたことが他の人に分かってしまうので、できれば分からない状態にしたいですよね。この3つの方法なら傷跡を目立ちにくくできるので、ぜひ参考にしてみてください。
髪の毛で隠れる部分を切開する
フェイスリフトで切開する部分は、顔の周りのことがほとんどです。皮膚を切るフェイスリフトは顔の皮膚を切除して縫い合わせ、上に引き上げたまま固定することでたるみを改善していきます。下から上に引っ張るので、耳の付近からこめかみの部分にメスを入れるのですが、できるだけ髪の毛で隠れる部分を切開すれば傷跡が目立ちにくくなるのでおすすめです。
ただし前髪をアップにしたり、髪を耳にかける癖がある人は傷跡が見えてしまう場合もあります。そのため、顔まわりを出さないヘアスタイルを好む人向けの方法です。
傷跡が目立ちにくい縫い方を選ぶ
切った皮膚を縫う方法はクリニックによって違っています。そのため、できるだけ傷跡が目立ちにくい方法で縫ってくれるクリニックを選ぶのも大事なポイントです。
例えば、ジグザクに縫合するとどうしても傷跡は目立ちやすくなりますが、縫い目がまっすぐになっていれば分かりにくいですよね。縫い方については公式サイトで詳しく説明していないクリニックも多いので、カウンセリング時に一度確認してみるのがおすすめです。「傷跡を目立ちにくくしたいのですが、この縫い方だとどれくらい目立ちますか?」と聞けば教えてくれます。
実績のあるクリニックを選ぶ
皮膚を切除するフェイスリフトは、医師の腕によっても傷の目立ちやすさは変わります。上手く縫合ができていないと、施術後、加齢で皮膚がたるみ始めた時に、皮膚が伸びて傷跡が開いてしまうのです。
これは皮膚の切る方向や縫合する方向が自然ではなく、無理に引っ張ることで起こる問題になります。実績がある医師ほど皮膚がたるんだ時でも傷跡が目立たない方法が分かるので、経験方法な医師を選ぶことは大切なポイントなのです。
小さなクリニックが悪いわけではないのですが、どれくらいの腕なのかが分からない場合、大手のクリニックで施術を受けた方が安心できます。
どうしても不安なら糸を使ったフェイスリフトがおすすめ
メスを入れる以上、傷跡を目立ちにくくはできても「なくす」ことはできません。それに、どれくらい傷跡が残るかは実際に施術をしてみないと分からないものです。
そのため、
・どうしても傷跡が残ることが不安
・傷跡があるのを他の人に見られたくない
・顔まわりを出すヘアスタイルの方が好み
という人は、切らないフェイスリフトの方がおすすめになります。
切らない方法の一つに糸を使った施術がありますが、とても細い糸を使って皮膚を引っ張り上げることでたるみを解消していくものです。そのため傷跡が残る心配がないのですが、メスを入れる方法に比べて効果が継続する期間が短いのがデメリットになります。どちらがいいかは人によって違うのので、よく考えて方法を選んでいきましょう。
まとめ
フェイスリフトによる傷跡は大きくはないですが、避けることはできないのが事実です。ただし切る場所や縫い方によって目立ちにくくすることはできるので、クリニックの医師に相談しながら施術の方法を決めていくのがおすすめになります。
顔のたるみやシワを自分でケアしてなくすのは、どうしても時間がかかってしまうものです。そのため、短い期間でたるみを改善したいのならクリニックによる美容整形がおすすめになります。実際、フェイスリフトによる傷跡が目立って失敗したと感じている人は少ないので、まずはカウンセリングから始めてみてはいかがでしょうか。