上下顎前突・しゃくれの男性の形成についてわかりやすい動画、画像とともにご紹介します。
[目次]
動画で解説
上下顎前突形成とは
上下顎前突とは、側面から見たとき口が突出し、口がしっかりと食いしばれない場合を言います。骨格的な問題はなく歯だけ突出した場合には手術なしで歯の矯正だけで上下顎前突が解消可能ですが、骨格に問題があって突出した場合は、手術と歯の矯正が同時に行わなければなりません。
骨格的な問題はなく歯だけ突出した場合には手術なしで歯の矯正だけで上下顎前突が解消可能ですが、骨格に問題があって突出した場合は、手術と歯の矯正が同時に行わなければなりません。
突出した上顎を、上顎前方部分切骨骨切り術で固定します。突出した下顎を、下顎前方部分切骨骨切り術で固定します。
手術は全身麻酔で行い、約3時間かかります。手術後には数日間入院し集中看護を受け、退院後は制限的な日常生活が可能です。
しゃくれ形成とは
しゃくれとは、下の顎が上の顎より大きいか長くて前に突出している顎の事を言います。
しゃくれはいわゆる反対咬合と言われ、きちんと食べ物を噛むのが難しいため消化障害が起きやすく、顎関節障害による不正確な発音など日常生活でも不便さが伴います。
上顎をルフォー1型骨切り術を使って矯正します。
下顎を下顎枝矢状分離術と下顎前方部分切骨骨切り術で矯正します。
顎先が長い場合には顎先を切除して真中の骨を除去した後固定します。
手術は全身麻酔で行い、約3時間かかります。手術後には数日間入院し集中看護を受け、退院後は制限的な日常生活が可能です。
正確な診断と相談を通じて自分に相応しい治療計画を立て、様々な治療法の長短所と限界性を十分に理解してこそ手術結果に満足することができます。