老化による二重まぶたの変化には何がある?防ぐことはできるの?
- 公開日:2019年02月05日(火)
- 最終更新日:2024年09月27日(金)
「なんだか昔に比べると二重まぶたが変わっている気がする」
このように悩んでいる人もいますが、老化が原因で二重まぶたが変化するのは事実です。
年齢が進むとともに二重まぶたが分かりにくくなったり、反対に一重まぶたが二重まぶたになる場合もあります。いい方向に変化すればよいのですが、必ずしもそうとは限らないのです。
そこで今回は「老化による二重まぶたの変化には何があるのか」「老化による二重まぶたの変化を防ぐことは可能なのか」について説明します。二重まぶたの変化が気になっている人は、ぜひ一度目を通してみて下さいね。
老化による二重まぶたの変化には何がある?
老化による二重まぶたの変化は、大きく分けて3種類あります。まずはそれぞれの変化を詳しく説明していきましょう。
まぶたのラインが変化する
老化が進むと、
- 一重まぶただった人が二重まぶたになる
- 奥二重だった人がくっきり二重になる
- 二重まぶただった人が一重まぶたになる
- 二重まぶただった人が三重まぶたになる
などの変化が起こる可能性があります。
これは加齢によってまぶたの脂肪が少なくなったり、上まぶたがたるんだりするのが原因です。目元はまぶたのラインが違うで印象がガラリと変わるもの。
もともと一重まぶただった人が二重まぶたになれば以前より目元が大きな印象になりますが、二重まぶたから一重まぶたになると目が小さくなったように感じることもあります。
二重メイクがしにくくなる
一重まぶたの人や奥二重の人は、目をぱっちりさせるために二重美容液などで二重メイクをする時もありますよね。
しかし老化が進むとまぶたがたるみ、上まぶたが被さるような感じに変化します。
そのため今まで通りの二重メイクをしても、
- 上手く二重にならない
- パッチリ二重にならない
- 二重メイクが崩れやすくなる
などの悩みが出やすいのです。
老化が原因で二重まぶたにしにくくなると、美容整形で二重まぶたにする選択をする人もいます。
老化による二重まぶたの変化を防ぐことは可能?
老化によって二重まぶたが変化して、目が前よりも小さく見えるのは誰もが避けたいことですよね。老化による二重まぶたの変化を防ぐことは可能なのでしょうか?
老化現象は誰にでも起こるものなので、残念ながら止めることは難しいのです。しかし正しいケアをすれば、老化のスピードをゆるやかにすることはできます。まぶたの脂肪の減少を食い止めたり、たるみを防止するケアをすれば、実年齢より老化が進むのを防げるでしょう。
ただし二重まぶたの変化の中には、老化が原因ではなく「眼瞼下垂(がんけんかすい)」という目の病気が関係していることもあります。眼瞼下垂になるとまぶたがたるんで瞳孔を隠してしまうので、視界が狭まるなどの症状が出てくるのです。
もし「最近周りが見えにくくなってきた」と感じているのなら、眼瞼下垂の可能性も否定できないので一度ドクターに相談しましょう。
老化による二重まぶたの変化を防ぐ方法
老化による二重まぶたの変化を完全に止めるのは難しいのですが、変化のスピードをゆるやかにするのは可能です。方法をいくつかご紹介するので、どれか一つでもいいのでぜひ今日からチャレンジしてみて下さいね。
まぶたの保湿ケアをする
上まぶたがたるむ原因の一つに皮膚の乾燥があります。老化が進むと肌に必要な水分と油分が不足しがちに。何もケアをしないとどんどん二重まぶたが変化してしまうので注意しましょう。
顔に化粧水や乳液を塗るのと一緒にまぶたへ塗るだけでなく、目元専用のアイクリームを使ってケアをするのがおすすめです。ヒアルロン酸が配合された保湿効果があるものや、エイジングケア効果があるアイクリームを使うとより効果的です。
眼輪筋のトレーニングをする
目の周りにある眼輪筋(がんりんきん)を鍛えると、老化で変化してしまった二重まぶたをぱっりさせられます。
1日に数回ウインクをする、左右上下の方向を見ながらまばたきをするなどのトレーニングが手軽にできるのでおすすめです。目の周りの筋肉を意識しながら行うとより効果的になります。
やり方
- 右目をウインクする。
- 左目をウインクする。
目安の回数:左右5回を1セットとして1日3セット
老化に負けず若々しい目元をキープしよう
目元は顔全体の印象に大きく関わっているので、目元が若々しくなるだけでも顔の印象が明るくなります。目元のケアはどれも簡単なので、ぜひ今日から毎日ケアをして老化に負けない二重まぶたを作っていきましょう。
この記事の監修医師
医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師
・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会
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