眼輪筋のトレーニングで目元をケアしよう!若々しい目をキープ
- 公開日:2019年02月05日(火)
- 最終更新日:2024年09月27日(金)
「若々しい目元を取り戻したい!」
そう考えた時、あなたはまず何からトライしますか?
もし何をやればいいか分からず悩んでいるのなら、「眼輪筋(がんりんきん)のトレーニング」がおすすめです。眼輪筋は目の周りにある筋肉ですが、鍛えることで目元のシワやたるみ、クマの改善が期待できます。
今回は「おすすめの眼輪筋トレーニング」をいくつかご紹介するので、若々しい目元をキープしたい人はぜひ参考にしてみて下さいね。
眼輪筋って何?トレーニングするとどうなるの?
眼輪筋は目の周りにある筋肉ですが、トレーニングするとなぜ目元の悩みに効果的なのでしょうか?まずは眼輪筋をトレーニングするメリットから紹介していきます。
眼輪筋は目の周りにある筋肉
眼輪筋は目の周りにある筋肉で、目を閉じたり開いたりする時に使われます。しかし筋肉なので、加齢によって徐々に衰えてしまうのです。最近はスマホやパソコンを長い時間じっと見るのが癖の人も多いでしょうが、実はその行動も眼輪筋の低下に深く関係しています。
では、眼輪筋が衰えると一体どうなるのでしょうか?眼輪筋は腕や足などの筋肉と違って範囲が狭いので、衰えても特に問題がないように感じます。
ところが眼輪筋が衰えると目元のクマやまぶたのたるみ、目元の小ジワの原因になるので、なんとなく顔が老けた印象になってしまうのです。
さらに目の周りの筋肉が衰えると、代わりにおでこの筋肉でまぶたを動かそうとします。その結果、おでこにくっきりとシワがついてしまうなんてこともあるのです。
その他にも、眼輪筋の低下によって涙の循環がうまくいかなくなり、ドライアイ(目が乾燥する)になるなど様々な症状を引き起こします。
眼輪筋をトレーニングするとどうなる?
眼輪筋は筋肉なので、衰えてもトレーニングすれば徐々に発達してきます。眼輪筋をトレーニングすることで得られるメリットを下記にまとめました。
眼輪筋をトレーニングすることのメリット
- 目元のむくみが解消される
- 目元のシワとおでこのシワが改善される
- 目元のクマが目立たなくなる
- ドライアイが改善される
筋肉を動かすと血行が促進されるので、目元のむくみが改善してすっきりとした印象になります。むくみがひどい人は、トレーニング前よりもひと回り目が大きく見える場合もあるほどです。
また、目元のクマには、
- 血行不良が原因の「青クマ」
- 眼輪筋の低下が原因の「茶クマ」
- 目元の皮膚のたるみが原因の「黒クマ」
の3種類ありますが、いずれも眼輪筋のトレーニングで改善されていきます。
その他、筋肉量が増えると涙の循環が正常になるので、ドライアイの症状が改善されるなどのメリットもあると覚えておきましょう。
眼輪筋のトレーニングおすすめ5選!
それではさっそく、眼輪筋を鍛えるトレーニングを5つご紹介します。どれも特別な道具は必要なく、隙間時間を使ってできるトレーニングばかりです。ぜひ今日から一つでも良いのでチャレンジしてみて下さいね。
1.目を細める眼輪筋トレーニング
やり方
- 下まぶたに力を入れて目を細める。
下まぶたを上にあげるようなイメージで。
- その状態のまま20秒間キープする。
目安の回数:5回を1セットとして1日3セット
2.ピースサインを使った眼輪筋トレーニング
やり方
- 両手でピースサインを作る。
- 人差指を目尻に、中指を目頭に当てる。
- 軽く指に力を入れながら持ち上げる。目線は上にする。
- 3.の状態を3秒間キープ。
- そのまま下まぶたを上にあげるように目を細める。
目安の回数:10回を1セットとして1日3セット
3.ウインクをして眼輪筋トレーニング
やり方
- 右目をウインクする。
- 左目をウインクする。
目安の回数:左右各5回を1セットとして1日3セット
4.まばたき眼輪筋トレーニング
やり方
- 上を見ながら5回まばたきする。
- 下→右→左の順番で各5回まばたきする。
目安の回数:上下左右各5回を1セットとして1日3セット
5.眼球を動かす眼輪筋トレーニング
やり方
- 目を開いたまま、「∞」を描くように眼球を右回りに動かす。
- 左回りでも同じように動かす。
目安の回数:左右各5回を1セットとして1日3セット
眼輪筋のトレーニング以外は何かすべき?
目元の若々しさをキープしたい時は、目元の保湿ケアも同時に行うとより効果がアップします。目元の乾燥もシワやたるみの原因になるので、トレーニングをしていても乾燥がひどければなかなか効果が出ません。
エイジングケア効果や保湿効果の高いアイクリームを使って、朝晩の2回目元をマッサージしながらケアをしてあげましょう。
眼輪筋のトレーニングと目元ケアで明るい目元に!
目元にクマやシワ、たるみがあると、老けた印象になるだけでなく、なんとなく顔の印象が暗くなってしまいます。
眼輪筋のトレーニングは隙間時間を使ってできるので、ぜひ今日からチャレンジしてみて下さい。
目元のケアもプラスして、目元から明るく若々しい印象にしていきましょう。
この記事の監修医師
医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師
・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会
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