涙袋はどちらも下まぶたにあるので、同じものだと思っている人もいるかもしれません。しかし涙袋とクマは別物なので、できる原因や対処法は違っています。
クマがひどいと、涙袋メイクをしたり筋トレで目の周りの筋肉を鍛えても、涙袋がぷっくりして見えなくなってしまうのです。
今回は涙袋とクマの違いとともに、涙袋を鍛えつつクマを改善する方法を説明します。涙袋をキレイに見せたい人やクマがひどい人は一度目を通してみて下さい。
涙袋とクマは違う!クマがひどいと涙袋は目立たない?
涙袋と目のクマはどちらも下まぶたにありますが、それぞれ全く違うものです。涙袋とクマがどのようなものなのか特徴を下記にまとめました。
涙袋とは
下まぶたに添ってあるぷっくりと膨らんだ部分のこと。目の周りの筋肉である「眼輪筋」が発達したもので、発達している人ほど目立ちやすい。涙袋の中にはホルモンも入っているので「ホルモンタンク」と呼ばれることもある。
目のクマとは
寝不足や血行不良、皮膚のたるみが原因で下まぶたにできる青白いもの。「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」の3種類があり、原因によって呼び方が変わる。また、クマの種類によって下まぶたの皮膚を動かした時のクマの動き方が変わる。
このように涙袋は主に筋肉でできているのに対し、クマは下まぶたの皮膚が様々な原因によってたるんだり青くなった状態のことです。
できる原因が異なる涙袋とクマですが、クマができていると涙袋が目立ちにくくなるという関係性があります。眼輪筋が発達していても、たるみによりクマができてしまうと下まぶたがたるんで涙袋が目立ちにくくなってしまうのです。
涙袋がぷくりと膨らんで愛らしい目元にするには、涙袋を筋トレで鍛えつつクマを防止していくのがポイントになります。
涙袋を鍛えつつクマを改善するとキレイな目元に!
キレイな涙袋をキープして可愛らしい目元にするために、涙袋を鍛える筋トレとクマを防ぐ方法をご紹介していきます。どちらも簡単な方法なので、ぜひ今日から一つでも良いので試してみて下さい。
涙袋を鍛える方法
涙袋を鍛える手っ取り早い方法は「ウインク」です。ウインクをする時に眼輪筋が使われるので、気がついた時に左右の目をウインクすると涙袋が発達していきます。
クマを改善する方法
クマには3種類ありますが、それぞれの主な原因は下記の通りです。
・黒クマ
加齢などによる皮膚のたるみ
・青クマ
寝不足や眼精疲労などによる血行不良
・茶クマ
強くこするなどによる色素沈着
黒クマに皮膚のたるみを改善する必要があるので、エイジングケア用の目元用クリームなどの使用が効果的です。
青クマについては質の良い睡眠を取る、目元を温めたりマッサージして血行を良くすると改善します。
そして茶クマはメラニン色素を排出させるために、美白効果のある目元用クリームの使用がおすすめです。
まとめ
目元にクマがあるとなんとなく疲れた印象になってしまうのに対し、涙袋がキレイだと可愛らしくほどよい色気を感じる目元になります。涙袋を作る筋トレもクマを改善する方法も1~2日で劇的に変わるものではありませんが、続ければ理想の目元に近づくはずです。
まずは1ヶ月試すとともに、クレンジングの時に目を強くこすらないなどクマが悪化するのを防ぐのも大切なコツになります。美しい目元を目指して、日々のケアを欠かさないようにしていきましょう。