ダイエットでバストが小さくなるの?小さくなる原因と小さくならないダイエット法
- 公開日:2018年10月16日(火)
- 最終更新日:2024年09月26日(木)
「ダイエットをするとバストが小さくなると聞くからダイエットに踏み出せない...」
「バストが小さくならないダイエット法とは?」
「そもそもなんでバストが小さくなるの?_」
このようにお悩みの女性の方も多いと思います。
ダイエットがしたいのに、バストのことを考えると中々踏み出せませんよね。
しかし、バストの脂肪が落ちてしまう原理や、正しいダイエットを行えば、バストへの影響を気にせずダイエットに打ち込むことができます。
今回はダイエットでバストが小さくなる原因小さくならないダイエット法について紹介していきたいと思います。是非ご参考にしていただけたらと思います。
ダイエットでバストが小さくなる原因
ダイエット時に落ちやすい脂肪の特徴として、「柔らかい脂肪」「温かい脂肪」が挙げられます。バストは90%が脂肪で形成されており、柔らかく、心臓に近いことから温かいという特徴があります。
脂肪の落ちやすい特徴を満たしており、普通にダイエットを行なっていると、バストが小さくなりやすいのです。
バストを小さくせずにダイエットを行うのは不可能?
バストを全く落とさずに、というのは、体質的な問題もあり、一概には言えません。
ですが、最小限に抑えることは可能です。
たとえば、走るなどの動きを入れた運動を行うと、胸が揺れてしまいます。
胸が揺れることにより、脂肪の燃焼活動がより激しくなるため、胸を揺れないようにする対策はダイエットを行う中で必須と言えます。
ダイエットを行う時の注意点
胸を支えている靭帯にクーパー靭帯というものがあります。
胸の大きな人が、激しい運動を行うことで、このクーパー靭帯に負荷がかかり、靭帯が伸びきってしまう事例がよくあります。
バストの重さは、おおよそBカップ280g、Cカップ500g、Dカップ780gとなっており、これに揺れが加わると、靭帯には多大な負荷が加わります。
この靭帯の伸びは修復することが不可能で、伸びた時も痛みを感じないことから、とても気付きにくいのが特徴です。
このような事が起こらないためにも、正しいダイエット方法が重要となってきます。
バストではなく、脂肪だけを落とす方法
スポーツブラを使用する
スポーツブラを使用する事で、体を動かす運動の際にバストの揺れを防ぎ、脂肪が落ちるのを防ぐ事ができます。上記にも触れましたが、クーパー靭帯への負荷も、大幅に軽減する事ができるのも特徴の一つです。
胸が小さめな方でも、クーパー靭帯が切れてしまう可能性があるため、運動をするときは必ずスポーツブラを着用することを習慣化つけましょう。
大胸筋(胸筋)を鍛える
大胸筋は、クーパー靭帯と共に、バストを支える箇所の一つです。
ダイエット中に鍛えることで、バストを支え、バストが小さくなるのを防ぐ事ができます。
「大胸筋を鍛えると胸が固くなるんじゃ...」とお思いの方もいると思いますが、基本的に固くなる事は、ありません。先ほども少し触れましたが、バストは90%脂肪で形成されており、脂肪が筋肉へならないことから、胸が固くなることは無いと言えます。
ダイエットを行う際は、運動だけではなく、大胸筋の筋トレも忘れず行いましょう。
適切な栄養分の摂取
ダイエットを行う上で、体を動かすより、食事制限をメインに行う方も多く見られます。
食べる量を減らすと、摂取する栄養素も少なくなりやすく、仮にビタミンの摂取不足になってしまうとバストへの影響だけではなく、肌荒れやニキビにもつながります。
食事制限を行う場合1日に摂取が必要な栄養管理が重要となってきます。
ダイエット中の摂取を特におすすめしたいのが大豆イソブラボンです。
女性ホルモンを活性化する成分で、バストにも影響を与える働きがあります。
摂取量は1日70~75mgが目安で、これ以上摂取しても体に吸収されません。
納豆や、豆乳、豆腐などの大豆製品に含まれている成分なので、毎食事ごとに食すのがおすすめです。
まとめ
以上のようにバストが小さくならないダイエット法のポイントは
・運動を行う際は、スポーツブラを必ず使用し、胸が揺れないようにする
・大胸筋を鍛えて、バストが垂れるのと、小さくなるのを防ぐ
・大豆イソブラボンを摂取することを心がける
上記のポイントに気をつけることで、ダイエットをしても胸が小さくなりにくくなります。
ポイントをしっかり抑えた上で、ダイエットに臨み、理想の体を手に入れましょう!
この記事の監修医師
医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師
・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会
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