バストケアに必要な栄養素
バストケアにおいて重要なのは「適切な栄養を摂取すること」です。クリームやサプリメントも効果的ですが、やはり栄養は食べ物から摂るのが健康的でしょう。
バストケアに有効な栄養素は果物に多く含まれています。そこで、まずは果物から摂取できるバストケアに適した栄養素をご紹介します。
ポリフェノール
ポリフェノールには抗酸化作用があります。それは細胞の新陳代謝を促す作用で、肌質改善に役立つものです。バストに張りを与える・保つには重要な栄養素です。
さらに血流を良くする作用もありますので、バストケアに必要なその他の栄養素をスムーズに届ける効果も期待できます。
ビタミンC
ポリフェノールと同じく抗酸化作用のある栄養素です。さらにビタミンCにはコラーゲンを生成するのにも役立ち、バストに張りや弾力を持たせてくれます。
そしてあまり知られていませんが、ストレスを軽減する効果もあります。ストレス軽減もバストケアには欠かせない要素です。
ボロン
バストケアには、自身で分泌するエストロゲンという女性ホルモンの働きが重要になります。そのエストロゲンを助け活性化させる作用があるのがボロンです。バストの張りを保つだけでなく、バストアップにも効果がある栄養素です。
植物エストロゲン
前述したエストロゲンは本来なら女性の子宮内で分泌されますが、これと似た働きをする栄養素があり植物エストロゲンと呼ばれています。
エストロゲンは「美のホルモン」と呼ばれるほど、バストケアだけでなく美容に関しては万能ともいえる効果があり、そのため似た作用をもつ植物エストロゲンが近年注目を浴びています。
バストの老化防止に適した果物
バストの老化、つまりは萎んでしまったり垂れたりしてしまうのを防ぐには、抗酸化作用のあるビタミンCやポリフェノールを多く含む果物を食べるべきでしょう。
・みかん
・オレンジ
・レモン
・ぶどう
・プルーン
上記がビタミンCとポリフェノールが多い果物の一例です。ビタミンCはオレンジなどの柑橘系、ポリフェノールはぶどう系の果物に多く含まれています。
バストアップに適した果物
バストアップ効果の期待できる栄養素はボロンです。有名なのはキャベツですが、果物にもボロンが多く含まれているものはあり、その一例が以下のものです。
・リンゴ
・ぶどう
・レーズン
・桃
ボロンを多く含む果物は、糖度の高い傾向にあるようです。そのため、摂りすぎは肥満につながりますので注意しましょう。
植物エストロゲン豊富な果物
これまでの栄養素と違い、やや聞きなれない植物エストロゲンですが、前述のとおりバストケアにおいてもバストの老化防止・アップ両方の効果が期待できる万能の栄養素です。
さらに、植物エストロゲンを含む果物はその他にもバストケアに有効な栄養素が含まれていることが多いので、そのような果物を一つ一つ解説していきます。
アグアへ
とてもマイナーな果物ですが、南米ではメジャーなようです。見た目はライチに似ていて、輸出に適さないデリケートな果物であるため、実物を日本で購入する手段はありません。
そのため、アグアへを配合したサプリメントやジュースで摂取するしかありません。しかし、その効果は折り紙付きです。
植物エストロゲンが多く含まれている他に、ビタミンA・C・Eとビタミン類が豊富で抗酸化作用も高い果物です。
バナナ
ダイエット食品として、一時期ブームになったバナナですが、実はバストケアにも効果があります。植物エストロゲンが含まれる果物のなかでも、比較的メジャーで安価な果物です。
その他にもカリウムを含んでいるので、血行促進効果もあります。さらに、エストロゲンの働きを助けるビタミンB6も含まれていて、良いことづくめです。
ザクロ
ザクロは元から美容効果の高い果物として知られていますが、こちらも植物エストロゲンが含まれ、バストケアに効果的です。
旧約聖書で「生命の果実」と称されるほど、古くから栽培されているザクロは、その名のとおりミネラル、カリウム。ビタミンなど栄養の宝庫です。そのため、摂りすぎると副作用がでる可能性があるので注意しましょう。
アボカド
果物か野菜か判断しかねるものですが、アボカドにも植物エストロゲンが含まれています。食物繊維も豊富なので便秘解消効果も併せ持ちます。
そして、アボカドは代謝スピードをあげる高脂肪食品でもあり、良質な油を摂取できる数少ない食品です。バストは9割が脂肪なので、バストケアにはうってつけと言えるでしょう。
バストケアのために果物を摂る際の注意点
まず、ビタミンやボロンは「熱に弱い」という点です。そのため、お菓子などで加熱調理された果物はバストケア効果が薄まってしまっています。果物は生でそのままいただくのが一番効果的です。
続いて植物エストロゲンの注意点です。女性ホルモンは本来自身の子宮内で分泌されるもので、多すぎるとホルモンバランスが崩れ逆効果になってしまう恐れがあります。
そのため、女性ホルモンの分泌量が盛んになる月経期や妊娠中などは、植物エストロゲンの摂取を控えるべきです。
まとめ
バストケアには様々な方法がありますが、どのようなケアも長く続けなければ自覚できるほどの効果はでません。
そのため、長期的に続けることを前提としたケア手法を実践するべきでしょう。そういった意味では、日常的に果物を摂るという手法は無理なく続けられるので非常に優れた手法です。