硬いバストをふっくら柔らかいバストにする効果的なマッサージやケアについて

硬いバストをふっくら柔らかいバストにする効果的なマッサージやケアについて

男性に喜ばれるようなふっくら柔らかいバストに憧れる。
それに比べてわたしのバストは硬くて気持ちよくない。
大きさや形だけでなく、バストは柔らかさにも人それぞれ違いがあります。
より女性らしいバストはやはり柔らかいバストといえますが、柔らかいバストになるにはどうすればよいのでしょうか?

今回はバストが硬くなる3つの原因と、硬いバストでも柔らかいバストになれるマッサージやケア方法をご紹介します。また、バストが柔らかくなることによる様々なメリットも併せて解説します。

バストが硬くなる3つの原因

まずは硬いバストに悩む女性のために、バストが硬くなる原因を解説します。
バストが硬くなる原因はこの3つ。

血行不良

バストが硬くなる原因の1つとして、血行不良が挙げられます。
肩や首が血行不良になって硬くなるのと同様に、バストも血行不良によって硬くなってしまうのです。
バストの血行不良は姿勢の悪さ、ブラジャーの過度な締め付けなど日常生活の様々な要因によって引き起こされます。

また、血行不良はリンパに老廃物溜まっている状態で、その老廃物がバストの硬さの原因でもあります。

肩や肩甲骨の筋肉のコリ

肩や肩甲骨は胸にまで直接繋がっています。
そのため、肩や肩甲骨の筋肉にコリがあると、バストや胸の筋肉が肩や肩甲骨から引っ張られるような状態になります。
引っ張られている状態のバストは当然硬く、触っても柔らかくないと感じてしまうのです。

肩や肩甲骨の筋肉のコリは主に姿勢の悪さが大きな原因で、特に猫背の女性は肩や肩甲骨の筋肉がコリやすいといえます。
猫背は常に肩や背中を引っ張っている状態で、常に肩や肩甲骨の筋肉に負担をかけてしまっています。
そうすることで肩や肩甲骨の筋肉がコリ、結果的にバストの硬さにつながってしまうのです。

乳腺の発達不足

女性のバストは乳腺と呼ばれる母乳を作り出す器官と脂肪で構成されていて、乳腺1割:脂肪9割の割合で成り立っています。
脂肪は女性にとって大切な器官である乳腺を守る役割があり、乳腺を覆うように脂肪がついています。
脂肪の量は乳腺の太さによって変動するため、乳腺が細い女性は脂肪の量も少なく、乳腺が太い女性は脂肪の量も多くなります。
乳腺1割:脂肪9割の割合は常に保たれていて、乳腺の割合が増えればそれに併せるように脂肪も増え、逆に乳腺の割合が減れば脂肪も減るといった関係性です。

バストのうち9割は脂肪であることからもわかるように、バストの柔らかさの違いは脂肪の多さの違いといえます。
つまり、バストが硬い女性は乳腺が細く、脂肪の量が少ないということです。

バストを柔らかくするリンパマッサージ

硬いバストの原因の1つであるバストの血行不良を改善するには、老廃物を排出してリンパの通りを良くするリンパマッサージが効果的です。
誰でも自宅で簡単にできるマッサージなので、毎日の習慣にしてください。

バストを柔らかくするリンパマッサージ

  1. バストを中心にバスト周りを保湿クリームやオイルを塗り込みます。
  2. 腕を前に伸ばして反対の手で肘を覆い、肘から脇の下を通ってバスト上部へ向かってさするように動かします。
  3. 左右10回ずつ行います。
  4. 肩甲骨から脇の下を通してバスト上部へさするように動かします。
  5. 左右10回ずつ行います。
  6. 脇の下に親指以外の4本の指を入れ込んで揉みます。
  7. この時凝り固まっているリンパ節をほぐすことを意識して、左右10秒間マッサージします。
  8. 2・3の工程をもう1度行います。

すべての工程でリンパの流れを意識しましょう。
理想はお風呂上がりに行うことです。体を温めることで、よりリンパの流れを良くすることができます。

バストを柔らかくするバストケア方法

マッサージ以外にもバストを柔らかくする方法はあります。
バストを柔らかくするバストケア方法はこの2つ。

ツボを押す

「中府」と呼ばれるツボを押すことで、バストを柔らかくすることにつながります。
この「中府」というツボは、リンパの流れを良くして血行不良の改善に期待ができます。

また、肩こりにも効果的で、バストが硬くなる原因の1つである肩こりを軽減することで、バストを柔らかくすることができるのです。

「中府」は、鎖骨を肩の方へ辿っていった時に肩と繋がる部分の骨を下にまたいだところにあるツボです。軽く抑えて痛みを感じる部分です。
肩と反対側の4本の指を使ってグルグルと回すように押しましょう。

合唱ポーズのストレッチで肩甲骨をほぐす

硬いバストの原因の1つである肩甲骨のコリをほぐすことで、バストを柔らかくしましょう。
肩甲骨をほぐすことができる、合唱ポーズのストレッチが効果的です。

合唱ポーズのストレッチ

  1. 体の前で左右の手のひらから肘までをくっつけます。
  2. 手のひらと肘をくっつけたまま、腕を上へ伸ばして行きます。
  3. この時左右の腕が離さないことがポイントです。
  4. この状態を10秒間キープしましょう。

たったこれだけです。空いた時間などで小まめに行なってください。理想は肘が鼻の高さまで上がること。鼻に届かない人は、肩甲骨がかなり硬く凝り固まってしまっています。

バストが柔らかくなるとたくさんの相乗効果が

バストを柔らかくするためのケア方法を紹介しましたが、これらの方法を実践することはバストを柔らかくするだけでなく、他にもたくさんの相乗効果が期待できます。
バストを柔らかくするために血行を促進することは、女性ホルモンの分泌を増やすことにつながります。
女性ホルモンの分泌が増えると乳腺が発達し、バストアップ効果も期待できます。

また、リンパマッサージは、バストだけでなく全身の血行不良の改善にも効果をもたらします。
全身の血行が良くなることは新陳代謝のアップ、冷え性の改善など、女性の体に様々なメリットをもたらしてくれます。

ツボを押すことや肩甲骨のストレッチは、肩こりの改善も期待できます。
慢性的に肩こりに悩む女性にとっては非常に嬉しい効果です。

まとめ

硬いバストに悩まされる女性のための、ふっくら柔らかいバストにする効果的なマッサージやケアについてご紹介しました。
硬いバストには乳腺の発達不足や血行不良、肩や肩甲骨の筋肉のコリなどの原因が存在します。

逆に硬いバストになるこれらの原因を1つずつしっかり改善することができれば、ふっくら柔らかいバストを手に入れることができます。
血行不良を改善してくれるリンパマッサージや、ツボ押し、肩甲骨などのストレッチを定期的に行なって、硬いバストを柔らかくしましょう。

どれも自宅で簡単にできるケア方法ばかりなので、明日からでもはじめてみてください。
ふっくら柔らかいバストは女性らしい魅力的な印象につながり、同性異性ともに好まれるバストになるはず。

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この記事の監修医師

医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師

・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会

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医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長 麻生 泰 医師

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