豊胸・胸の手術 ~豊胸手術/バッグ挿入のための切開部位~
- 公開日:2016年09月23日(金)
- 最終更新日:2024年09月26日(木)
豊胸手術/バッグ挿入のための切開部位についてわかりやすい画像とともにご紹介します。
[目次]
豊胸手術/バッグ挿入のための切開部位
切開する部位は腋、乳輪、胸の下、へその4通りがあります。
腋の切開は、腋の下のシワを2~4㎝程度切開してシリコンバッグが入るスペースを作る方法です。ケラーファンネルというロート型の挿入器具を使うため傷口も小さくて済みます。
日本では多くの患者様は見える場所の傷を嫌うため、ほとんどのケースは腋から行われます。
傷は腋に残りますが、実際はシワにまぎれて目立ちません。
乳輪周囲の切開は、乳輪と皮膚の境界線に沿って2㎝程度切開し、シリコンバッグが入るスペースを作る方法で、乳輪の直径が3.5㎝を越える場合が望ましいです。
乳腺組織を傷つける可能性があるため、現在ではあまり行われません。
乳輪の色素沈着の部分のため傷はあまり目立ちません。
胸下のシワ(乳房下溝)からの切開は、胸と上腹部の間の境に生じるシワを2~4㎝程度切開し、シリコンバッグが入るスペースを作る方法です。
特に大きなバッグの際に、腋からでは挿入が困難な場合に用いられる方法です。
二重平面などの緻密な手術の際にも用いられます。
大きくなった胸に隠れるため、傷はほとんど目立ちません。
へその切開は、へその上のラインに沿って皮膚の内側を切開し、乳房の下側の上腹部に皮下トンネルを作り、乳腺組織の下や大胸筋の下にバッグが入るスペースを作って丸めたシリコン袋を入れる方法です。
生理食塩水バッグにて用いられていた方法で現在はあまり使われません。
胸まわりに傷ができないのが特徴です。
現在では、腋や乳房の下からの挿入が一般的で、それもシリコンバッグの位置にも関係します。
いずれにせよ極力目立たないように施術を行いますのでご安心ください。
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この記事の監修医師
医療法人社団東美会 理事長 兼 東京美容外科 統括院長
麻生 泰 医師
・慶應義塾大学医学部 非常勤講師
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会
・日本マイクロサージャリー学会
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