マイクロ波をワキに照射して、汗と臭いの元となる汗腺の大部分が存在する真皮深層から皮下組織浅層を約60~70℃に加熱することで、汗腺を熱破壊し、発汗と臭いを抑制し、ワキガ・多汗症を治療することができます。
大人だけでなく中学生からのお子様のワキガも治療でき、メスを一切使用しないので傷痕が残ることもありません。
ミラドライは、マイクロ波を用いて汗腺を熱破壊します。
わきに照射されたマイクロ波は、真皮と皮下組織の境界付近に温度の高いヒートゾーンを形成します。これは、皮下組織が真皮と異なる電磁特性を持つために、マイクロ波が皮下組織で反射することによります。
また、照射時に皮膚表面をコンタクト・クーリングすることで、ヒートゾーンを真皮と皮下組織の境界付近に留め、さらには表皮に向かう熱伝導の影響を抑え、表皮や真皮浅層の熱損傷を防ぎます。
これにより、非侵襲でありながら、安全で効果的なわき多汗症とワキガの治療が可能になります。
汗は、多汗の元であるエクリン汗腺と、臭いの元であるアポクリン汗腺から分泌されます。この汗腺が集中する層にマイクロ波を照射します。
汗だけを抑えたい場合は浅い層(真皮)に、臭いもしっかり抑えたい場合は深い層(脂肪)に照射するなど、患者さまのご要望に合せて調整が可能です。
マイクロ波、真皮と皮下組織の境界付近に温度の高いヒートゾーンを形成します。また照射時に皮膚表面をクーリングすることで肌へのダメージを防いで汗腺を破壊します。
◎ メリット
◎ デメリット
汗止め注射 | ミラドライ | 根治療法 (反転剪除切開法) |
|
---|---|---|---|
ワキガへの効果 | 〇 | ◎ | ◎ |
多汗症への効果 | ◎ | ◎ | ◎ |
持続性 | 〇 | ◎ | ◎ |
治療時間 | 10分 | 60分 | 60分 |
ダウンタイム | 無し | 2日~3日 | 3日~1週間 |
1回の費用 | ◎ | 〇 | △ |
その他 | 手・足も施術可能 | - | - |
ミラドライは、照射前にマーキングと麻酔を行います。
治療後は、アイスパックによる冷却を15~20分程度行います。冷却以外、患部の圧迫や固定などの術後の処置は不要です。治療時間の目安は、麻酔・冷却を含め、60~75分程です。
※感染予防の為、2~3日前に、予めワキ毛剃毛処理をお願いいたします。
照射部位のマーキング
ツーメセント麻酔
照射
冷却
術後には、以下の副作用が生じることがあります。
まれな副作用として以下が見られることがあります。
治療によって肌の赤みや水ぶくれなどができた場合には、症状に応じて必要な治療を行いますのでご連絡ください。
東京美容外科では術後安心保証のアフターサービス制度を設けています。
ミラドライ(ワキガ、多汗症治療)を受けられた患者さまは、術後、どのようなトラブルであれ対応させていただきます。
詳しくは術後安心保証ページをご覧ください。
部位 | 単位 | 料 金 |
---|---|---|
両ワキ | 1回 | 初回 198,000円(税込) |
330,000円(税込) | ||
両ワキ | 保証1回(1年間有効) | 初回 440,000円(税込) |
495,000円(税込) | ||
オプション | ワキボトックス1回 | 55,000円(税込) |
当院ではミラドライ治療の経験を持つ医師により、副作用を最小限に抑えられるように麻酔方法や照射レベルを工夫しています。患者様への体の負担へ配慮しながら可能な限り多くの汗腺の破壊を目指します。
当お悩みの症状や体質は患者様によってさまざまです。当院では患者様一人ひとりに合わせたきめ細やかなカウンセリングを行い、ご満足いただける治療を目指します。痛みなど不安な方はお気軽にご相談ください。
以下に該当する方は治療を受けられません。
また、以下の方は治療を延期または中止することがあります。
術後の清潔、安静を保つため、以下の注意事項をお守りください。
Q.ミラドライは多汗症とニオイの両方に効果がありますか?
A.はい。多汗症もニオイも同時に改善致します。
Q.ミラドライの治療で、汗やニオイはどの程度 改善しますか?
A.個人差はありますが、平均7割程度の減少が期待できます。施術直後の数ヶ月は、8〜9割ほど改善する場合があります。
Q.ミラドライは傷跡が残らないのですか?
A.麻酔のお注射以外は皮膚表面を傷つけませんので、手術のような傷跡は残りません。ただし一時的な腫れやむくみ、内出血などは出現します。
Q.ミラドライの効果は、施術後すぐに現れますか?
A.照射と同時に汗腺が破壊されますので、効果は即日現れます。
Q.ミラドライが受けられないケースはありますか?
A.下記に当てはまる場合は、ミラドライの施術を受けることができません。
・麻酔薬に対するアレルギーのある方
・過去にワキガの手術や乳がんの手術をしたことのある方
・ワキに腫瘍やしこりなどがある方
・ワキの皮膚に傷や炎症のある方
・妊娠中、妊娠計画中、授乳中の方
医療法人社団東美会 理事長
兼 東京美容外科 統括院長
慶應義塾大学 医学部大学院 医学博士号取得
慶應義塾大学医学部 非常勤講師
日本形成外科学会
日本美容外科学会
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東京美容外科には日本形成外科学会 認定専門医、日本美容外科学会(JSAS)専門医、医学博士をはじめ、日本美容外科学会 会員、麻酔科標榜医、日本麻酔科学会 専門医、日本形成外科学会 会員、日本熱傷学会 会員、日本創傷治癒学会会員、日本抗加齢医学会 専門医、日本マイクロサージャリー学会会員、日本レーザー医学会会員などの資格を保有した医師が在籍しております。
また定期的な研修や勉強会を開催し、医療技術の向上に努めています。
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2018年6月に改正・施行された「医療広告ガイドライン」を遵守し、当ページは医師免許を持った東京美容外科の医師監修のもと掲載しています。医療広告ガイドラインの運用や方針について詳しくはこちら、当院の在籍医師(日本美容外科学会会員医師)一覧はこちらをご覧ください。